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お問い合わせは Lapinまで。 発行/管理:Miette 著者 三橋和賀子 無断転載、複製は禁止します。 The ban on unapproved reproduction |
こないだ銀座に行った時、デパ地下の出店で見かけて、ついつい買ってしまった。 おいしそうだったし、お店の人のすすめ方もうまかったし、ちょうどお腹も減ってたし。けど何より「どんどん焼き」って名前にひかれたんでした。なぜなら、池波正太郎のエッセイに、何度か「どんどん焼き」が出てくるから。名手・池波さんが書く「どんどん焼き」の描写は、本当においしそうなんだな。 「どんどん焼き」とは東京のお好み焼き的なもの。溶いたメリケン粉にキャベツや紅生姜を加えて鉄板で焼く。他の具はお好みで。味付けはソースのみのシンプルさ。池波さんがこどもの頃は、街角に屋台が出ていて、こどもたちの格好のおやつだったそう。 で、「どんどん焼き」は、池波さんにとって大切な郷愁の味。大人になってもよく作ったり、エッセイに何度も登場させている。料理本でも、池波さん自ら「どんどん焼き」を作る姿を披露してます。 池波さんのこどもの頃の夢は、どんどん焼き屋になることだったそうですよ。実際、12歳の時、「鳥の巣焼き」(じゃがいも+玉子)って鉄板メニューを考案して、仲のよいどんどん焼き屋さんに作らせてたらしい。ほんとませた子やね。 私が買った「どんどん焼き」は、よく大阪焼きって名前で売ってる奴みたいな感じに、型で焼かれたもの。池波さんのエッセイに出てくるのとは、ちょっと形状が違った。でもうちで温め直して食べたら、キャベツたっぷりでおいしかった。とくに豚バラ入りのが絶妙な味でした。またどこかで巡り会えないかしらん。 「どんどん焼き」を食べた後、池波さんのエッセイをつい読み返してしまった。今度は池波レシピで「どんどん焼き」を作ってみようかな。
by lapin-waka
| 2006-03-02 00:39
| food
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