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お問い合わせは Lapinまで。 発行/管理:Miette 著者 三橋和賀子 無断転載、複製は禁止します。 The ban on unapproved reproduction |
雨にも負けず行ってきましたよ、ハナレグミのフリーライブ「hana-uata festival」。 ちゃんと雨仕様の格好さえしたら、雨のライブもまた楽しいもんすよ。まあ嵐過ぎると、大変だけど。この日の天気は、一部はずっと雨、二部はほとんど雨が降らず(ミラクル!)、そしてライブが終わったらまた強い雨が降り出したって感じでした。 会場は、去年、お台場で開かれたハマベイより、かなり広いかった。小金井公園の中の原っぱみたいな場所。そして雨なのにすごい人出*だった。去年よりかなり多かったと思う。 *ドラムの坂田君のブログによると18,000人いたそうです。雨だったのにすごいな。 http://blog.livedoor.jp/coyote_sakata/ 先に到着してたライブ友だちのふくしまさんとマキオ君が、シートを敷いて場所をとっといてくれてた。ふたつ目のブロックのかなり前の方。うわーい、うれしいな。 そして、ふくしまさんの近所友だちのアスカさんを紹介される。場所はアスカさんが取っててくれたそう。ありがとですー。 そのアスカさんの連れのお友達は、なんと奈良美智さんの公認サイトの掲示板で知り合ったぱんなちゃんたちだった(@_@)!あわわ、びっくり!世の中、狭すぎるってもんです。 お尻が濡れるけど気にせず座って見た。ふくしまさんは折り畳みの小さなイスを持ってきてた。お尻が濡れなくていい。そっか、雨の野外フェスにはそれね。ひとつまた学んだわ。 そして去年のハマベイで、屋台はものすごい並ぶと学習したふくしまさんと私は、おにぎり持参。交換して食べる。ふくしまさんはおかずも作ってきてくれた。あんがちょ。そしてアスカさんたちからも食べ物が回ってきた。雨の中、プチにピクニック気分も味わう。 そして、肝心なライブの感想を。んもう、ほんとに素晴らしかった!やっぱ永積君の声につきる。あの柔らかくて、暖かくて、響きのいい声。なんかマジックが起きる。んで、その声でいい曲ばっか歌うもんだから、ほんとにうっとりな訳ですよ。途中からもう雨なんか、全く気にならなくなった。 ライブは、休憩をはさんでの二部構成。一部は弾き語りで、「マドベーゼ」からスタート。一部はカバー多めでした。矢野顕子さんなんかもそうなんだけど、永積君がうたうと、もうその歌は永積君の歌になっちゃうんだよね。カバーしてたのは、「プライマル」(オリジナルラブ)、「ありふれた言葉」(ロッキンタイム)、「トンネル抜けて」(ボ・ガンボス)とか。「みんな、どうせ中央線で来たんだろう」っていって、「中央線」(THE BOOM)もやった。あ、ボブ・マーリーの「Three little birds」を永積君のうたで聴けてうれしかったな。一部のラストは「サヨナラCOLOR」。名曲。弾き語りだと、歌詞がさらにしみる。 二部のスタートは、BLACK BOTTOM BRASS BANDから。たくさんの管楽器で、会場中を練り歩いて楽しかった。私たちのすぐ目の前も通った。むちゃくちゃ盛り上がる。そしてバンドと一緒に永積君登場。バンドでの演奏も楽しかった。音のよいミュージシャンたちばかりの好サポート。余分な音の成分がなくて、永積君の声をひきたてる。時々演奏がファンキーな感じになると、そういえば永積君は元々そうだったよなと思った。個人的に印象に残ったのは、「Jamaican Song」「ステルトミチル」「踊る人たち」とか。そして「家族の風景」。やっぱ好きだな、この曲。 ライブの半ば、たくさんあった屋台ひとつひとつの店名やおすすめの品を、永積君がうたうように読みあげたのも楽しかったな。「hana-uata festival」って感じがした。 あ、犬の散歩をしてるおじさんとか、学校帰りっぽい制服の中学生の男たちとか、通りがかった地元の人が、ふと足を止めて、ステージを見てたのも印象的でした。 二回目のアンコールで最後に演奏した曲は、弾き語りで「一日の終わりに」。すてきな余韻が残った。 なんか、もうほんとに幸せな時間でした。長い時間だったはずなのに、あっという間に感じた。もっとハナレグミのうたに、ひたっていたかったなあ。 永積君、スタッフの皆さん、ピースフルなライブをありがとう。大変でしょうけど、また来年もやってくださーい。次は有料でいいですから。 ハナレグミ=永積タカシ(vo,g) &Musicians(50音順):今野英明(vo,uklele)/坂田学(dr)/鈴木惣一郎(dr,manlin)/鈴木正人(b)/曽我大穂(blues harp)/高田漣(pedal steel)/原田郁子(key,cho)/BLACK BOTTOM BRASS BAND Guest:ASA-cang(per)/高野寛(g,vo) ハナレグミ http://www.five-d.co.jp/hanare/pc/index.html photo.1 私のとこから見たステージ。豆粒。でもハナレグミの野外は、遠いのが全然気にならない。思い思いにくつろぐ感じで、うたを聴く。ただそれだけでいいをだ。 photo.2 右がふくしまさん(見切れてるよ、ごみん)。ライブは基本ひとりで行く私ですが、ふくしまさんとはよく行く。気が楽ちん。 photo.3 アスカさんたち。ほんとにびっくり。 photo.4 ビールとハナレグミでご機嫌なマキオ君。初ハナレグミ。「素晴らしい」と何度も言ってた。 photo.5 しゃぼん玉を吹いてる人がたくさんいた。クラムボン、ポラリス、ハナレグミあたりの野外ライブでは、もうすっかり定番っすね。彼らの音楽にしゃぼん玉の浮遊感はよく似合う。 追記 行きも帰りも、東小金井の駅や、バス、駅そばのコンビニなんかがものすごく混んで、人が並んでた。あと終演後、会場から駅までの道沿いにあるラーメン屋さんは、こことごとく混んでた。この日、ちびっと小金井の消費はあがってたと思う。“ハナレグミ特需”だ。 声高に町おこし、町おこしっていうより、こういう感じにさりげなく町をうるおすってええんじゃないじゃろか。まあ、ものすごく混んでたから、住民に迷惑もかけてるとは思うけど。 帰り道で混むラーメン屋を見てふくしまさんは、「ふるさと創生の1億があったら、金のこけしなんか作らずに、そのお金でライブやればいいのに」と言ってた。なるほど。そうだよね。えらい人はすぐハコだけ作りたがる。結果が目に見えるからさぁ。けど、ほんとに大事なのはソフトとか、作った後のオペレーションだ。目に見えないとこが肝心なんだ。 んで、ライブみたいなものの方が、人やお金だけじゃなく、気持ちも呼ぶはず。その土地のファンが作れるんじゃなかろうか。地元の人も運営に関わったりすることで、その土地で住むモチベーションや愛着がアップするし、他の土地の人とのつながりも生まれると思う。 なにげないスタンスで経済効果を生んでる、ハナレグミいかすぜ。
by lapin-waka
| 2005-09-27 14:23
| music
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