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お問い合わせは Lapinまで。 発行/管理:Miette 著者 三橋和賀子 無断転載、複製は禁止します。 The ban on unapproved reproduction |
私が生まれた辺りでは、竹の子といえば姫竹のことなのだ。寒いから竹林なんてないの。でも姫竹なら、山に自生している。これが、またおいしいのだ。すごく好き。でも東京ではあんま見かけないな。 最近、近所で青森産の姫竹の水煮が売っている。今ごろはちょうどシーズンだからな。青森の山の中は、うれしいことに山菜でいっぱいだ。 で、なんだか久々に姫竹が食べたくなって、買ってみた。献立は、母がよく作ってた豚肉との煮物。でも、材料は冷蔵庫のあり合わせで間に合わせた。今回の材料は、姫竹、豚肉(脂がある方がうまい)、長ねぎ、油揚げ。まず、鍋に油をひいて、豚肉を炒める。火が通ったら、姫竹を入れて油をなじませる。他の材料を加え、ひたひたの水と酒少々を入れ、肉が柔らかくなるまで煮込む。醤油を加え、さらに煮込む。これは味がなじんだ方がおいしいので、一晩おいてから食べる。まあまあ、おいしく出来ました。姫竹と豚肉って、やっぱ相性がいいんだな。 でも、やっぱ姫竹の煮物は母レシピのまんまの方がうまい。材料は、姫竹、豚肉、玉ねぎ、糸コンだけ。あれ、高野豆腐も入れるんだっけかな…しばらく作らない間に忘れちゃった。てへ。作り方はほぼ一緒なんだけど、こっちの材料の方がだんぜんおいしい。玉ねぎの甘みが出て、糸コンに味がしみて。甘辛くて、ごはんによく合う味なのだ。 今度、姫竹を買ったら、ちゃんと材料を揃えて、母の味を目指してみようっと。前は、ほぼ完璧に母の味を再現できたので、また出来たらいいな。
by lapin-waka
| 2006-05-21 23:53
| food
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