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お問い合わせは Lapinまで。 発行/管理:Miette 著者 三橋和賀子 無断転載、複製は禁止します。 The ban on unapproved reproduction |
★『アキハバラ@DEEP』第1話
これは好きかも。なにか欠けた人間でも、力を合わせれば、あきらめなければ、なんか出来るって話に基本的に弱いもので。で、ドラマ版は、原作のキャラや枠を借りつつも、中身はかなりリミックスしてあって、トラブルバスターな話になってました。ドラマとしてわかりやすくて、よいチョイスかも。テイストは、『IWGP』や『ホーリーランド』好きな人は、ツボるんじゃないかな(それは私か)。暴力もあるけど、適度におバカだし、人の弱さもちゃんと描かれているし。なによりキャストがはまってるよ~。吃音があって人と話すのが苦手なページ役は、風間俊介君。A-BOYっぷり、はまりすぎ(金八5の兼末健次郎以来の当たり役かも!)。あと感情が吹き出すシーンとか、どもりつつも話すシーンとか、ほんとにうまい。狂ってるわ。さすがのやりきり方。生田斗真君は、潔癖症で女嫌いでグラフィックが得意なボックス役。初回はまだあんま活躍してないかったけど、おしゃれで神経質なボックス役、生田君に似合うね。風間君と生田君はジャニーズJrですが、ドラマ&舞台班としてキャリア長いので、安心して見てられるなあ。んで、タイコ役の星野源(林家亭どんつく)が、かなりいい。画面上でムードメーカーな感じ。原作にもあるタイコのフリーズぐせ、映像ではどう表現すんだろうなと思ってたら、白目&頭から煙(笑)。もうマンガなんだけど、星野君似合いすぎ。あと風間君&生田君とは、劇団演技者の『眠れる森の死体』で共演済みなので、演技の息も合ってるね。アキラ役の子は、正直まだあんまうまくない。でも戦うシーンはかなり映える。戦いはアキラの大事な要素なので、適役かもね。そして、IT社長・中込役の北村一輝がやばい!!常にチュッパチャップスなめてて、丁寧な口調で鬼な命令して、うまい棒バカ食いして(引き出しにもぎっしり)、笑う時は口元押さえてて、シャアのコスプレで部下(泉政行)をでかいチュッパチャップスでぶったり、もうかなりやりたい放題(笑)。初回とは思えない濃ゆいキャラ立ち。あと11回の北村さんが楽しみすぎる。ユイ役の本庄まなみは、原作とはかなり設定違う感じだったけど、これからどうからんでくるのかな。あ、伊佐山ひろ子がメイド喫茶の店長役だったのには、驚いたよ。ピンクのヅラだったし。渋谷から流れてきたギャングのボス役、なんか見たことあるなあと思ったら、野ブタ~のクラスメイト、不良のブンちゃん役の山根和馬君って子でした。んで、アキハバラって街自体が、このドラマの大事な主役のひとりなんだなあ。現実の秋葉原でロケしつつ、ドラマ上のアキハバラのイメージを画面で絶妙に作り出してる。街の切り取り方がうまいんだな。あの迷宮みたいな感じとか、マニアックな感じとか、画面ににじみ出ている。あ、CM前後の映像(なんて言うのかな)が、全部違っていて、演出の大根仁さんのこだわりと執念を感じましたね。ブログにも書いてたけど、そりゃアタマがバカになるわよ。あと戦闘シーンが、スピード感あって、ゲームを意識してるっぽくて、おもろかったな。最後のバトルの場所が神田明神ってのも、おいしい絵面。あと音楽が気になるなと思ったらTUCKERでした。おお。エンディングテーマは、“SAKEROCKとTUCKER”名義。こういうのって楽しいよね。次回からバナナマンの日村さん登場。ワクワク。あ、初回、オタク役でなにげに設楽さんが出てたのは、ちょいうれしか った。 ★『中学生日記』「父のフォークロア」 今回の父親役が利重剛さんだと知って、なんかよさげな予感がして録画でチェック。カンは当たり。しみじみした、いいお話でした。離婚して家を出た父が、一年に一度だけ、妹の誕生日に帰ってくる。父はもうすぐ母よりひと回りも若い人と再婚する。妹は自分で誕生日に帰って欲しいとねだっていたくせに、成長した今は父の訪問をいやがってピアノ教室から戻ってこない。主人公の兄は、父はもう過去の人だと思ってはいるが、やはり進路のことを相談したい。父と同じピアノ調律師になりたいのだ。けど、父はなんだかひょうひょうとして、つかみどころがないし、タイミングが悪くてなかなか言い出せなくて…。とにかくモチーフの使い方がうまかった。それで、こどもの頃の父と今の父の対比や、息子の言葉にならないようなもやもやした気持ちとかを感じさせた。父が昔語ってくれた宮沢賢治の「やまなし」(親とはぐれたカニの兄弟の話、クラムボンが笑ったよって奴ね)、ピアノの調律、思い出の池、飼い犬、台風の通過などが、うまいこと使われてたなあ。あと、ある午後から夜までの話というコンパクトさも好みでした。とにかく脚本がうまいなと思ったら、手がけてたのは萩生田宏治。静か目な演出も、間や余白がある感じで好みでした。役者さんも皆、好演。利重さんの背中がよかったなあ。息子役の子の面構えもよし(ちょっと新井浩文君っぽい)。母は目立たない役周りだったけど、なにげに竹下明子さんだった。あと犬がいい芝居をしてやがった。あ、エンディングがクラムボンの曲っていうのは、洒落がきいてたな。30分という時間もあり、いい短編小説を読んだ、みたいな感じのドラマでした。読後感もすがすがしかった。ちなみにこの話は、6月24日(土)午前10時45分から再放送されますのよん。かなり地味だけどおすすめ。 もう何年も全く見てなかった中学生日記ですが、今年は先生がモロ師岡さんとランディーズの人に変わったので、ごくごくたまに見てる。久々に見ると『中学生日記』、中学生の悩みはリアルだし、新鮮でおもろい。あと主役の中学生が芸能ずれしてないせいか、なんかドキュメンタリーとドラマの間みたいな感触。あと今回みたいに、ドラマとしてハッとする回もあるしね。 ★『弁護士のくず』 何度か見損ねた回はあるけど、これはまだ見続けてます。回によって多少当たりはずれはあるけど、ブレがなくて、おもろいなと思う。あとやっぱバディものに弱いんですわ。なので、九頭(豊川悦司)と武田(伊藤英明)の、ちぐはぐなコンビっぷりが楽しい。 「2年ぶりのドラマなのに…」「僕だって、頬が赤くないトヨエツがいいです」 「絆創膏取るの忘れた!」「撮り直し?」 つー楽屋オチ的なセリフは、『探偵物語』をかなり意識してんだろうなあ。うまくいってるかどうかは、まあ別として。んで、第10話のゲストの塩谷瞬君について。塩谷君、元に戻ってたよ~。ああ、よかった。余計なお世話なんだけど、『白夜行』の短髪でパツパツの塩谷君を見て、ちと心配になってたので。『パッチギ!』と『デザイナー』で、役者として気になっていたからさ。
by lapin-waka
| 2006-06-20 19:17
| tv
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