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お問い合わせは Lapinまで。 発行/管理:Miette 著者 三橋和賀子 無断転載、複製は禁止します。 The ban on unapproved reproduction |
*そんなにはネタばれしてないはず。あ、写真でバレバレか。 もっと香港っぽいベタベタなコメディかと思っていたら、割とおしゃれなラブコメでした。 もうね、女性陣のファッションとか、いっぱい出てくるブラとか、むっちゃかわいいの。色やシルエットがキレイで、目の保養になりますよ。ま、女子にとってはだけど。5年前の映画だけど、そのおしゃれ感はあんま古くなってない感じ。なんか、それだけで私はポイント高かった。あ、ピンクを効かせ色にした、会社のセットもキレイだったな。 お話はこんな感じ。女性だけで作ってることがセールス・ポイントだった日本の下着メーカーが、方向転換。男性の手による究極のブラを作ることになる。まずは、サマンサ(カリーナ・ラウ)率いる香港支社がその先陣をまかされることに。やってきたのは、男性下着デザイナーのジョニー(ラウ・チンワン)と、工業デザイナーのウェイン(ルイス・クー)。しかし、ふたりともブラの知識はないし、とんちんかんなものを作るだけ。チーフ・デザイナーのレナ(ジジ・リョン)は反発するし、サマンサはなかなか認めてくれないし、期限はせまってくるしで、ふたりは窮地に。さらに、いい加減だった女性関係も破綻してきて、仕事だけじゃなくプライベートもピンチに。さあ、ふたりは恋もブラもものにできるのか…? ストーリーは、まあ、王道のラブコメって感じ。「反発しあう→ひかれあう→だけど素直になれない→やっとこ結びつく」みたいなね。でも、それにうまいことブラの話がからんでるのが、ミソ。ジョニーとウェインが、ブラのことをわかっていくにつれ、ほんとの意味で女心がわかっていくんだよね。またブラを何かに例える感じとか、シャレてたな。 とはいえ、やはり香港映画(笑)。笑いも多し。いちばん笑ったのは、ジョニーとウェインが初めてブラをつけてみるシーン。もうあれはね、ラウチンもルイス・クーも完璧に素だね。だけど、それを力技でオッケー・シーンにしてるのがすごいよ(とくにラウチン)。ふたりがブラについて猛特訓を受けるとこは、スポ根っぽくて好き。しかも、ありえないレベルになって、笑ったなあ。あとルイス・クー演じるウェインが、元カノたちにやられちゃうとこも好き。でも、笑わせつつ、ロマンティックなシーンが、ちゃんとロマンティックな仕上がりなのが、この映画のポイント。洗練された昔のコメディ映画のテイストを、ちょっと思い出すんだな。 メインの4人が、それぞれ役にはまっててよかった。ラウチン、不器用でせつない恋をする男もうまいけど、こういう笑わせる役もうまいよなあ。ほんと安心して見てられる役者さん。彼と恋に落ちるのは、カリーナ姐さん。仕事は出来るけど、恋は不器用で、意地っぱりって感じがうまかった。まだ距離間が遠いラウチンとカリーナ姐さんが、雨の中、歩いていくシーン、すごく好き。あれで、ふたりがグッと近づいたよね、きっと。余談ですが、顔はちょい老けたけど、カリーナ姐さん、スタイル変わらねえ。40過ぎて、なんであんな背中開いた服着れるのぉ。あと髪アップにしてると、なんか色っぽいんだよね(さすがトニーさん、お目が高いよ)。ルイス・クーは、いつの間にかうまくなってない?この映画では、後半がとくに微妙な心情感じさせてよかった。しかし、いつ見ても色黒いぜ。彼と恋に落ちるのは、ジジ・リョン。つんけんしてるんだけど、なんか憎めない感じの役どころ。大人なんだけど、キュートな感じてはまり役でした。あと10代の頃から見てるから、こういうキャリアのある役もやれるようになったのねと、ちと感慨深いものがありました。あ、思わぬ人がほんのちょい役で出てるのも、香港映画好きにはちと楽しかったっす。 そんな深い物語ではない。けど、気楽に見られるてよいかも。このシリーズ、香港で人気があって、さらに何本か作られたのは、なんとなくわかるわ。 『恋するブラジャー大作戦』(原題:絶世好Bra 監督:パトリック・レオン、チャン・ヒンカイ 脚本&エグゼクティブ・プロデューサー:チャン・ヒンカイ、エイミー・チン 出演:ラウ・チンワン、ルイス・クー、カリーナ・ラウ、ジジ・リョン、青山知可子、チーシー・グービー、リー・サンサン、パトリック・タム、カレン・モク、スティーブン・フォン、ローズマリー、吉岡美穂、樋口明日香、ジョー・コク、クリスタル・ティン、ウィン・シャ、ダンテ・ラム、マット・チョウ 公式サイト http://www.koibra.com/index.html
by lapin-waka
| 2006-07-08 20:26
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