ゆうべは本読んでたら、目がさえて、なかなか寝付けなかった。朝方になって、やっと寝れた。
と、すぐ、ものすごい音で目が覚めた。ものすごい雷鳴と、激しく降りつける雨の音。
なんだ、この天気は。明け方に、こんな夕立みたいなんて。うわあ、気になるよ。
でも、目を開けたり、窓を開けたら、また眠れなくなるような気がして、じっと我慢した。気になるけど、なんか負けたくないみたいな。あと頭は起きかけてるけど、体はまだ眠ってる感じだったし。
嵐は続いてたけど、そのうち、また、すーっと眠ってしまった。
朝、起きたら、うそみたいな青空だった。あの嵐の音は、夢かいな。
窓を開けて、ベランダを見たら、しまい忘れたスニーカーがびょぬれだった。
ああ、やっぱ嵐はあったんだ。スニーカーしくじったぜと思いつつも、ちゃんと確認できてなんかうれしいような。