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お問い合わせは Lapinまで。 発行/管理:Miette 著者 三橋和賀子 無断転載、複製は禁止します。 The ban on unapproved reproduction |
★『まだそんなに老けてはいない』
ザ・太一節。盟友の深町さんの演出なので、余計にそう感じた。実際に、太一ドラマみたいな口調の人はいないと思う。だけど、なぜかリアルなんだよね。あと、セリフじゃないような相槌とかがうまいんだよねえ。んで、ああいう人たちが住んでいる東京近郊の街が、ほんとにあるような気がする。ストーリーは、初老になった人たちの、戸惑いとか、愁いとかをうまくすくいとってた。枯れ切ってる訳ではなく。かといって、張り切って恋をする年でも、状況でもない。うまく言葉では言い切れないような、もやもやっとした自分の気持ちを抱えている人たちを、鮮やかな手際で描いていた。あと取り替えが利かない感じの配役でよかった。例えば秀治の役は、秀治にしか出来ないし。雅俊の役も、かなり当て書きな感じだったし。どんぴしゃな配役が多かった。余さん、大人の色気あるなあ。ひかえめな役なのに、匂い立つ感じでした。そりゃ、ひかれちゃうわよね。一徳の役は、ある意味、変。だけど、一徳が演じると、少しかわいげが出るのよね。妻役の原田美枝子も、いかにも妻って感じでよかった。で、ちょっと古クサいかなって部分も含め、太一を満喫。久々に見られてよかった。基本、セリフ劇なんだけど、あきなかった。太一、NHKの土曜ドラマあたりで、連作手がけないかしら。 ★『しにがみのバラッド』 若葉竜也君*出演ってことで、第4話だけ見ました。女の子&こどもの死神が、おせっかいする話なのかな。で、ゲストがメインで、1話完結の話が展開すると。若葉君がすごいよかった。好きな子がいるけど、なかなか言いだせない。その上、こどもの頃、姉がプールで溺死したのは自分のせいだと思い込んでいる。そんなあと一歩を踏み出せないナーバス男の子を、「あなたは死ぬからがんばりなさい」と死神が背中を押してあげる。実は死んだ姉がお願いしてんだけどね。これ、繊細ないい話だったよ。若さゆえな感じもよく出てたし。あと学校のプールってモチーフがうまく使われてたな。ところで、若葉君、いままで見た中でいちばんかっこよかったなあ。んで、そんなうまい人が出てないせいもあって、若葉君って演技しっかりしてんだなってのもわかったよ。微妙な心の揺れを感じさせてくれた。あとこどもの死神のキャラが、めちゃいいね。こどものくせに、かなり生意気で、ひどいこと言うんだけど。おいしいキャラだった。 *野ブタのシッタカ、マイボスの星野君、『4TEEN』とか。あとチビ玉三兄弟のひとりでもある。 ★『恋する日曜日』 BS-iの丹羽多聞アンドリュウPが手がける、恋愛オムニバスドラマ。当たりハズレはあんですが、ときたま、おっって感じのに出会えるので、地上波でやる時はチェックしてます。あと丹羽Pの作品や役者のセレクトが割と好きなんすよね。では、このところで印象に残った作品の感想を。 「夏の記憶」 キャストも演出もよくて、心に残った。見た後、ちょっとせつなくなる感じ。担任でもない女の子(北乃きい)に、なにかにつけ振り回されてしまう臨時教師(桐谷健太)の話。恋人(佐藤康恵)もいるし、あらぬ噂になり就職が危ういって言われてしまうし(また言うのが半海一晃なんだわさ)。踏んだり蹴ったり。チビTこと桐谷健太君が、なんか、いつもの桐谷君とは全然違う役柄なんで、見直してしまった。へたれ男子感、ナイス。あと北乃きいって子の演技が、自然な感じでよかった。まだ経験浅いのにな。これなら抜擢したくもなるかも。 脚本:加藤公平 演出:武藤淳 「テーブルの片すみで」 これはうまく出来た、大人のシチュエーション・コメディでした。おかしいんだけど、ちょっと洒落てる感じ。あとレストラン内だけで話が進むのに、全然あきなかった。お話は、こんな感じ。女性ソムリエ(奥貫薫)が働くレストランに、偶然、不本意な別れ方をした元カレ(山中聡)がやってくる。元カレは、若い彼女(桂亜沙美)にプロポーズしようとしている。さらにソムリエの今カレで同僚の男(甲本雅裕)が、その夜、彼女にプロポーズしようとしていて。それぞれの思惑がからまり、事態はどんどんこんがらがっていく…。メインの3人のキャストが、とてもよかった。桂亜沙美って子、知らなかったけど、この役はかなりうまかった(今は『パズル』に出演中)。あ、ストーリーには全くからまないんだけど、脳天気なウェイター(松嶋亮太)がいたのが、うまいこと箸休めになってた。
by lapin-waka
| 2007-01-31 16:52
| tv
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